HTMLとXHTMLとCSSについて

HTMLとCSSとは?

HTMLの正式な名前は「Hyper Text Markup Language」。 この頭文字をとってHTMLと呼ばれています。 「Hyper Text」とは!? それは文書を超越した文書! 文書だけでは到底できないこともやってのけるスーパースペシャルテキストということです。 「Markup Language」とは、あらかじめ決められているタグを利用して、文書の書式や画像の情報などを設定する言語という意味です。 「Hyper Text」は、スイスのジュネーブにある欧州素粒子物理研究所に勤務していたバーナーズ・リーという人が考えたものです。 膨大な研究論文をより効率よく管理するために、文書の文字列に仕掛けをして、それをクリックすれば関連情報をどんどん辿っていけるようにと編み出されました。 それが「Hyper Text」であり、「HTML」の誕生でもあるのです。

CSSの正式な名前は「Cascading Style Sheets」といって、これはWebページのデザインを設定するための技術です。 HTMLは2大ブラウザ(Internet ExplorerとNetscape Navigator)の競争のため混乱していました。 しかし、どんな環境のコンピュータやブラウザでも利用できる、ということを目指して、現在は規格が統一化されてきています。 HTMLのみを使って、内容もデザインも重視して作られたWebサイトは、メンテナンスが難しくなる上に無駄が多くなっていました。 そこでHTML4.01では、HTMLはWebページの内容を、CSSはデザインを、という風に、使う目的を分離することを推奨しています。 それがHTML4.0(1997年12月勧告)であり、バージョンアップしたものがHTML4.01(1999年12月勧告)です。

XHTMLへ移行する準備をする

HTML4.01はまさに私が求めていたモノでした。 これを知ったときは、激しい感激で胸がいっぱいになったくらいです。 HPを作りながら漠然と「こうだったらいいのにな」と思っていた機能がつまってます。 ですが、その感激もまだ冷めないうちにXHTML(eXtensible HyperText Markup Language)というマークアップ言語が作成されました。 これは、HTMLで使用出来る要素や属性を利用して、XMLの規則に従って定義し直したものです。 記述方法に多少違いがありますが、基本的にはHTML4.01と同じように記述することが出来ます。 Webページの標準となる言語は、HTML4.01からXHTML1.1へ、そしてそこからまたその先へと進化し続けていくのでしょう。 今はまだ様々な問題があるため、すぐにXHTMLへ移行することが最善と言える状況にありません。 この『HTML&CSSサンプル集』では、HTML4.01の考え方に沿って、なおかつXHTMLが主流になる場合のことも視野に入れて、サンプルを紹介していきたいと思います。

このように思い入れの強いこのサンプル集ですが、私もまだまだ勉強中です。 間違いのないよう細心の注意を払って作っているつもりですが、このサンプル集を信頼しすぎないようにしてください。 Webページの世界はめぐるましく進化しています。 あなた自身の情報収集能力を高め、自己の責任において時代にあったWebページを作りましょう。 そしてその上でこのサンプル集を選んでくださったとするならば、共にこの素晴らしい言語に親しみながら、Webページ作りを始めましょう♪